くろ酒場薩摩の思い出。
待ちに待った給料日を迎えた。
自分へのご褒美と彼女への感謝ということで、
田町の「くろ酒場薩摩」へ向かう。
先日7月第一週をもって5周年。
僕が通い始めて5年。月日が経つのは早い。
ここの松本店長と永倉板長なくして、
今の自分はないと言い切れるほど頭のあがらないお店だ。
徹夜続きで心も体も疲れきってどうしようもなくなった時、
ふらりとサク飯を食いにいっても
「ほら、特製にぎりめしにぎってやったから、
夜中に腹へったら食いな。冷や汁の元が種になってるから、
朝にお茶かければ、また旨いから」
なんてことをしてもらった日には冗談じゃなく涙が出た。
松本さんは僕にとっては兄貴分で、
「男はよぅ。 35に一人前の仕事してなきゃかっこわるいぞ。
だから今しか頑張れないだから、死ぬほど頑張れ。遊びは後で教えてやっから」
という励まし方をする人で、これもこれでうれしくて涙が出そうになったものだ。
今はチェコに行ってしまった無二の親友ツジケンとも夜な夜な午前集合で、
永倉とっつあんや松本兄貴に恋愛や仕事の悩みを聞いてもらったものだ。
そういうお店だからこそ、
数年ぶりに弟がアメリカから帰国すると聞けば
「よし。まずは薩摩に行かなくちゃな」ということになる。
5周年記念の一週間は、
例年通り蟹一杯1000円の出血大サービスをやっていた。
薩摩で飲むと決めたら、何があっても開店同時に駆け込むのがいい。
なにしろ最近はいつ行っても満席で半分以上は常連さんだったりするから、
いいネタが売り切れるのが早いのだ。
だから弟と彼女さんと僕の三人で誰もいないカウンターのいちばん端っこを占拠。
ここからは永倉さんの手先が見える位置なので、
見ているだけで涎が垂れて(落語の話じゃないのだが)
何も食わなくても酒が進んでしまう席なのだ。
松本さんに「弟に自慢の旨いもんを死ぬほど食わせてやってください」と注文。
だれやめ同盟は適当なのだ。
まず刺身の盛り合わせで、弟の目の色が変わる。
兄弟揃ってバカである。
さらに追い討ちをかけるように鶏の刺し盛り。
レバー刺しは、なんと紅白である。
板長に心の中で感謝しながら、
横を見ると弟は完全に惚けた顔になっていた。
漫画の「へうげもの」に出てくる古田織部の「はにゃぁ」という顔である。
最初は松本さんに「兄弟、ぜんぜん似てねぇな。本当に兄弟か?」などと
突っ込まれていたものの、ここら辺でバレてしまう。
旨いモノ食うと、そっくりなんです、この兄弟。
さらにはブリンブリンの岩ガキ。
弟が「ううむ。これはアメリカの高級オイスターバーを超えている…」
なんて絶句していると「あったりめぇよ」と松本さん。
店の名前は薩摩なのに生まれも育ちも江戸っ子なのがバレバレである。
ただここ数年は阿久根にゾッコンで
「阿久根。うまいネ。」という駄洒落のような黄色いTシャツ着てるけどね。
その後も来るもの来るもの旨い、旨い。さすがとしか言いようがない。
気持ちよく酔って、三人で帰宅。
屋上にのぼって月を見ながらビールで二次会。
いやぁ、俺たち兄弟もこういう歳になったんだなぁ、と少し感激。
男兄弟っていいものです。
自分へのご褒美と彼女への感謝ということで、
田町の「くろ酒場薩摩」へ向かう。
先日7月第一週をもって5周年。
僕が通い始めて5年。月日が経つのは早い。
ここの松本店長と永倉板長なくして、
今の自分はないと言い切れるほど頭のあがらないお店だ。
徹夜続きで心も体も疲れきってどうしようもなくなった時、
ふらりとサク飯を食いにいっても
「ほら、特製にぎりめしにぎってやったから、
夜中に腹へったら食いな。冷や汁の元が種になってるから、
朝にお茶かければ、また旨いから」
なんてことをしてもらった日には冗談じゃなく涙が出た。
松本さんは僕にとっては兄貴分で、
「男はよぅ。 35に一人前の仕事してなきゃかっこわるいぞ。
だから今しか頑張れないだから、死ぬほど頑張れ。遊びは後で教えてやっから」
という励まし方をする人で、これもこれでうれしくて涙が出そうになったものだ。
今はチェコに行ってしまった無二の親友ツジケンとも夜な夜な午前集合で、
永倉とっつあんや松本兄貴に恋愛や仕事の悩みを聞いてもらったものだ。
そういうお店だからこそ、
数年ぶりに弟がアメリカから帰国すると聞けば
「よし。まずは薩摩に行かなくちゃな」ということになる。
5周年記念の一週間は、
例年通り蟹一杯1000円の出血大サービスをやっていた。
薩摩で飲むと決めたら、何があっても開店同時に駆け込むのがいい。
なにしろ最近はいつ行っても満席で半分以上は常連さんだったりするから、
いいネタが売り切れるのが早いのだ。
だから弟と彼女さんと僕の三人で誰もいないカウンターのいちばん端っこを占拠。
ここからは永倉さんの手先が見える位置なので、
見ているだけで涎が垂れて(落語の話じゃないのだが)
何も食わなくても酒が進んでしまう席なのだ。
松本さんに「弟に自慢の旨いもんを死ぬほど食わせてやってください」と注文。
だれやめ同盟は適当なのだ。
まず刺身の盛り合わせで、弟の目の色が変わる。
兄弟揃ってバカである。
さらに追い討ちをかけるように鶏の刺し盛り。
レバー刺しは、なんと紅白である。
板長に心の中で感謝しながら、
横を見ると弟は完全に惚けた顔になっていた。
漫画の「へうげもの」に出てくる古田織部の「はにゃぁ」という顔である。
最初は松本さんに「兄弟、ぜんぜん似てねぇな。本当に兄弟か?」などと
突っ込まれていたものの、ここら辺でバレてしまう。
旨いモノ食うと、そっくりなんです、この兄弟。
さらにはブリンブリンの岩ガキ。
弟が「ううむ。これはアメリカの高級オイスターバーを超えている…」
なんて絶句していると「あったりめぇよ」と松本さん。
店の名前は薩摩なのに生まれも育ちも江戸っ子なのがバレバレである。
ただここ数年は阿久根にゾッコンで
「阿久根。うまいネ。」という駄洒落のような黄色いTシャツ着てるけどね。
その後も来るもの来るもの旨い、旨い。さすがとしか言いようがない。
気持ちよく酔って、三人で帰宅。
屋上にのぼって月を見ながらビールで二次会。
いやぁ、俺たち兄弟もこういう歳になったんだなぁ、と少し感激。
男兄弟っていいものです。
by hammocker | 2007-07-02 12:06 | のむ・たべる

